連絡事項

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2013年6月29日土曜日

7月6日(土):第199回研究会

日時:7月6日(土)14時
報告者:兼平麻渚生
報告判例:BVerfG, 1 BvL 3/08 vom 4.10.2011
http://www.bundesverfassungsgericht.de/entscheidungen/rs20111004_1bvl000308.html

(1)EU法の国内実施法律に関する基本法100条1項1文に基づく連邦憲法裁判所への移送は、移送裁判所が、自らの違憲と判断する法律が、EU法によって加盟国立法者に留保された立法裁量を行使して制定されたものであるか否かを説明していなかった場合には、不適法となる。
(2)この説明のために、移送裁判所は国内最終審であるか否かにかかわらず、場合によってはEU運営条約267条1項に基づいて欧州司法裁判所への先決裁定手続を付託しなければならない。」

立命館大学国際シンポジウム

 2013年7月12日、13日(両日とも10時から)立命館大学(衣笠キャンパス創思館カンファレンスルーム)にて国際シンポジウム「現代社会における最高裁判所の役割と条件─最高裁判所がその役割を果たすために何をなすべきか、何が必要か─」が開催されます。
 このシンポジウムの中で、7月12日13時50分から、ルパート・ショルツ教授が「憲法と政治の間における憲法裁判権-ドイツ連邦憲法裁判所を例として」について講演されます。詳細については、http://www.ritsumeilaw.jp/schedule/2013071213event.htmに掲載されているプログラムをご覧ください。

クリップボード@月報第209号

・小山剛=駒村圭吾編
『論点探究 憲法〔第2版〕』(弘文堂、2013年)

・三宅雄彦
『保障国家論と憲法学』(尚学社、2013年)

・中西優美子
「欧州安定メカニズム(ESM)条約とEU法の両立性」『国際商事法務』Vol.41, No.6 (2013年)